自宅で思いきり演奏を楽しみたい！音楽好きのご夫婦が叶えた、本格派防音室のある家

趣味の音楽を思う存分楽しみたい。その想いを出発点に、構造・間取り・デザインすべてを自分たちらしく組み立てたWさま。
防音性能だけでなく、インテリアや生活動線にまでこだわったこの住まいは、趣味も日常も、どちらも快適に楽しめる空間を実現しています。
性能と自由度、両方を叶えられたからこそ、日々の暮らしに自然と満足感が生まれる。そんな暮らしのかたちを実感できる住まいです。

「防音性」を重視した住まいづくり

結婚を機にマイホームを建てようと考えたWさまご夫妻。地震に強いのはもちろんですが、百年住宅を選んだ最大の理由は「防音性」でした。
旦那さまはギター、奥さまは管楽器がご趣味。共通の趣味を思う存分楽しめる家をつくりたいと考えていた中で、本格的な防音室をつくれることが住宅会社選びの最優先ポイントに。
標準仕様でも遮音性に優れているコンクリート造の百年住宅は、防音室づくりにも簡単に対応しやすく、余分なコストをかけずに理想の空間が実現できることが魅力でした。
「建てる前に展示場で防音室を体感できたのも決め手になりました。実際にどの程度音を遮るのかが分かって、安心して進められました」とご主人。

ルックスと実用性を兼ね備えた「エコカラット」

玄関やリビング、トイレには、LIXILのエコカラットを採用しました。インテリアとしての美しさはもちろん、空気をきれいに保つ機能性にも優れており、見た目と実用性を兼ね備えた壁材です。
原料は多孔質セラミックス。空気中の湿気や臭いを吸着・放出することで、室内を快適な状態に保ってくれます。とくにWさま邸では、家の顔である玄関をはじめ、リビングのアクセントウォール、トイレの壁など、来客の目にも触れやすい場所にバランスよく配置されているのが特徴です。
「とくにトイレは、落ち着ける空間にしたかったんです」と奥さま。「凹凸のあるエコカラットは、照明を当てたときの陰影が美しくて、昼と夜で表情が違うところも気に入っています」。

キッチンは「下がり天井」でゾーニング。落ち着きある空間に

キッチンには、空間の印象を引き締める「下がり天井」を採用。リビングとの空間に変化をつけることで、家事空間とくつろぎ空間のゾーン分けができます。
天井を下げることでリビングの天井が相対的に高く感じられ、空間の広がりも演出。板張り風の仕上げや間接照明で、まるでバーのような落ち着いた雰囲気に。モノトーンで統一されたキッチンまわりは、ご主人の晩酌タイムにもぴったりの空間です。
対面式のキッチンはカウンターも広く、作業性も良好。水まわりの動線もスムーズで、日常の暮らしやすさにも配慮されています。