【まとめ】「地震に強い家」No.1はコレだ!|失敗しないハウスメーカー選び <東海地震が迫る静岡の注文住宅>|百年住宅|静岡・宮城・愛知の高耐震な新築注文住宅ハウスメーカー【静岡市,浜松市,富士市,三島市,名古屋市,一宮市,春日井市,仙台市,石巻市等】

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コラム

818日(火)

「地震に無傷の家」「地震に強い家」とはどのような構造か。|失敗しない地震に強いハウスメーカーのポイント<東海地震が迫る静岡の注文住宅>

 

 

台風により被害を受けた鉄骨造の住宅

『地震に強い注文住宅を建てたい!』と思って、資料請求やモデルハウスを見学。

結果、どこのハウスメーカーも「ある程度 地震に強い」と感じる方が多いようです。

本当にその家は地震に強いのか。ある程度の強さで大丈夫なのか。 過去の巨大地震での実績をふまえて解説していきます。

「台風に強い家」についてはこちら>>

「津波に強い家・【最新】津波シェルター」についてはこちら>>

 

 

 

 

 

 

 ハウスメーカーによって違う地震に強い家の基準    

「地震に強い家」とはどのような家でしょうか。地震で倒れない家・地震で壁にヒビが入らない家・地震で基礎が欠けない家・地震で床が傾かない家。どこのハウスメーカーも地震に強いと宣伝していますが、実は大手ハウスメーカーであっても、巨大地震でこのような被害が発生していることがあります。巨大地震の被災地を視察するとよくわかります。(←詳細は次の項目で説明します。)

 

 

「なんで!? どのハウスメーカーも地震に強いと言っていたのに・・・。」

 

 

例えば、宣伝コピーで「巨大地震で倒壊しない家」とうたっていたとしましょう。

「2×4」「免震」「制震」・・・なんだか強そうですよね。

大地震で壁が剥がれたり床が歪んだり基礎が欠けたりしていても、家が倒壊しなければこの宣伝コピーは成立します。

 

宣伝コピー「巨大地震でも倒壊しない家」は、読み解くと 例えば「基礎は欠けたけど家は倒れなかった家」ということです。

 

「地震に強い家」と住宅メーカーが表現していてもどの程度強いかは様々です。

資料を取り寄せただけでは本当のことはわかりません。実際に展示場(モデルハウス)や建築途中の現場を見て初めてわかることもあります。

一番わかりやすいのは、

 

「熊本地震や阪神淡路大震災で、○○住宅さんは“無傷”でしたか?」

 

と、ハウスメーカーのスタッフに巨大地震での住宅被害について聞いてみることです。

  • ”倒壊 は” しませんでした。
  • ”構造躯体(柱や鉄骨)は”無傷でした。
  • ”大きな損傷は”ありませんでした。

このような回答なら、もっと突っ込んで質問してもいいかもしれませんね。<鉄筋コンクリート住宅の注文住宅 百年住宅についてはこちら>

 

鉄筋コンクリート住宅の性能についてもっと詳しくお知りになりたい方はこちら

 

 

 

 巨大地震での住宅被害。               

では実際に、2016年に発生した熊本地震の被災地を視察した際に見た住宅被害を4つ紹介します。

 

●1階が押しつぶされた住宅

比較的新しい家ですが、ご覧の通り1階が押しつぶされてしまっています。修繕は難しいので、新築に建て替える以外方法はありません。

熊本地震では最も被害の大きかった益城町では、99棟の新耐震基準で造られた住宅が全壊しました。新しい家であっても全壊することがあるのです。

 

 

 

 

 

●基礎が傾いた

こちらも比較的新しい家ですが、基礎が傾いています。勿論このまま住むことはできません。

 

 

 

 

 

●基礎が欠けた住宅

このように基礎の一部が欠けている住宅は、意外と多く見受けられました。わずかな損傷ですが、基礎は家の土台となる重要な構造ですので、強度の低下が心配ですよね。修繕して住めるかどうかはわかりませんが、2年後に同じように基礎が欠けた現場を視察すると、ほとんどが更地になっていたり、新しい家に建て替えられていました。

 

 

 

 

●外壁にヒビが入った。外壁が剥がれた。

被災地を視察して多かったのが外壁のヒビや外壁が崩れ落ちている家でした。これは新築の住宅でも多く見受けられました。外壁だけなら強度に影響はなさそうですが、このような家の場合は、損傷が1か所だけでなく、外壁・基礎・屋根など多くの損傷が見受けられます。複数損傷した場合の修繕費は、100万や200万円では済みません。数百万円、場合によっては1,000万円近い修繕費が必要となります。

 

 

以上、実際に被災地を視察して見たこと、住宅被害の一部を紹介しました。

因みに、1Fが押しつぶされた家以外は全て「巨大地震でも倒壊しない家」です。

 

 

 

鉄筋コンクリート住宅の性能についてもっと詳しくお知りになりたい方はこちら

 

 

 

巨大地震に無傷の実績の住宅              

一方、鉄筋コンクリート住宅(現場打ちコンクリートではなくWPC住宅)の被害はどうだったのか紹介します。

 

●阪神・淡路大震災

被災地に495棟建っていましたが、全棟 窓ガラスが1枚も割れず無傷でした。

この時は約10万棟もの住宅が家が全壊しました。

無傷のWPC住宅

 

 

●熊本地震

震度7が2回発生した熊本地震の被災地には全23棟建っていましたが、全棟窓ガラス1枚も割れず無傷でした。

この時は約全壊が8,667棟、一部破損が163,500棟と家が倒れなくても一部損壊の多さが目立ちました。

激震地に建つ無傷のWPC住宅(築28年)

 

以上、鉄筋コンクリート住宅(WPC住宅)の無傷の実績を紹介しました。

 

 

 

 

【まとめ】

●「倒壊しない家」=「地震に強い家」ではない。  基礎や屋根や外壁の破損はあるかもしれない。

 思い切って、ハウスメーカーのスタッフに聞いてみよう!

 

●巨大地震では比較的新しい家(新築含む)も多数損傷していた。

 そして、一部損壊でも数百万円の修繕費がかかる場合がある。

 

●鉄筋コンクリート住宅(WPC住宅)は巨大地震で“無傷”の実績。

 

 

 

 

 

【最後に】

自然災害は時を選ばず襲ってきます。

防災用品の準備や避難方法なども大切ですが、これから新築する方は、倒壊しない注文住宅、損傷しない注文住宅(構造)を選ぶことができます。

無傷の家の構造はハウスメーカー百年住宅の住宅展示場(モデルハウス)の構造ルームで見ることができます。『展示場の来場予約』はこちら(クオカード3,000円プレゼント中)

様々な住宅メーカーの住宅展示場(モデルハウス)で、実際に構造を見て、触って、過去の災害での実績を確認して、後悔しない構造選びハウスメーカー選びをしていただければと思います。

 

 

 


●鉄筋コンクリート造の家に住むK様

新築の計画をスタートして、まず最初に考えたのは家のデザインや住み心地でした。いろんなハウスメーカーを見ている中で、どこの住宅メーカーも自分の好きなデザインにできるとわかってから、構造について考えるようになりました。最近は地震だけでなく、台風などの自然災害が多発しているので、やっぱり家族が安心して暮らせる家が一番だと思い、強いと感じた鉄筋コンクリート住宅の家に決めました。実際住んでみて感じたことは、とてつもない安心感です。巨大台風の時も全く心配しないで、家で過ごすことができましたし、これからの地震についても全く心配していません。台風は毎年来ますので、台風に強い家・暴風雨にもビクともしない家は心強いですね。デザインも気に入っているので、このハウスメーカー、鉄筋コンクリート住宅を選んで本当に良かったと思っています。これから何十年もかけてアンティークなインテリアに仕上げていくのが楽しみです。

K様の談話と鉄筋コンクリートのデザインはこちら

 

 

 

●鉄筋コンクリート造の家に住むF様

最初は土地探しからスタートしました。条件は津波が届かないエリア。最初は鉄筋コンクリート住宅の家は選択肢にありませんでしたが、土地に強い鉄筋コンクリート住宅を扱うハウスメーカーから紹介された土地が高台でした。すぐ近くに山があるので、万が一 土石流が発生しても大丈夫な家の構造を調べていると、鉄筋コンクリート住宅しか無いという結論に達しました。お気に入りの土地と災害の事を考えて、結果的に両方を実現できるハウスメーカーでコンクリートの家を建てたという感じです。実際住んでみて思うことは、地震に強い、巨大台風に強い、暴風雨にもビクともしない、土石流にも強い、さらに強長持ちもして、コンクリートの家で建てて本当に良かったという気持ちです。デザインも他の家とは違う、重厚な雰囲気が気に入っています。

F様との談話と重厚なデザインのコンクリート住宅の写真はこちら

 

 

 

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